足底腱膜炎になって毎日続けることの大切さが身にしみてわかった

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

朝起きがけの一歩がとにかく痛いんです。

かかとをつくと鈍痛が走ります。

数年前も同じ症状になったことがあります。

以前も今回も同様にテニスをした次の日からでした。

前回なったときにあまりに痛みが惹かないので、近くの整形外科を受診しました。

診断結果は、足底腱膜炎というものでした。

この症状の特徴としては、朝起きがけの歩行時が特に強く、日中時間が経つと痛みは少し和らぎますが、その後症状は数ヶ月という長期間にわたるというものです。

足の裏には土踏まずがあり、骨格がアーチ型になっていますが、この両側を支える腱膜が足底腱膜というものです。

この足底腱膜に何らかの伸び縮のストレスがかかると、足底腱膜の両端の骨に付着している部分(指の付け根の部分とかかとの部分)のいづれかに負荷がかかり炎症を引き起こすことが原因になります。

今回も前回と同様、かかと側の付随部分に炎症を起こしています。

歩くたびにかかとに鈍痛が走るため、必然的に不自然な歩き方になってしまいました。

直接的な原因は急激な足底筋膜へのストレスですが、根本的にはアキレス腱やふくらはぎの柔軟性の低下です。

実際のところ前回の経験から、この治療には初期の炎症を抑える湿布の後は、足底筋膜、アキレス腱やふくらはぎのストレッチを繰り返して地道に症状を緩和していくことになります。

症状が重い場合には体外衝撃波療法や手術といった治療が必要になりますが、大抵の場合時間はかかりますが、ストレッチで改善がみられると思います。

年齢を重ねると腱や筋肉の柔軟性が失われてくるとはいえ、毎日少しずつでもストレッチしていれば炎症の発生リスクを減らすことができるのは容易に想像できます。

痛い、苦しいという状態になって、はじめて普段からの積み重ねの大切さと、普通のことが普通にできる喜びを感じることができるものだと改めて思います。

目次

足底腱膜のストレッチの方法

足底腱膜のストレッチの方法としては、ふくらはぎとアキレス腱をを伸ばす2種類が効果的です。これらを普段から行っておくことが足底腱膜炎の発症リスクを減らします。

ふくらはぎのストレッチ

痛みがあるほうの足を後ろに大きく引き、両足を前後に開きます。

この時かかとはしっかり床につけます。

前に出している脚に両手をのせて、ゆっくりと重心を前に出している脚に移動させます。

1日最低2~3回やります。

アキレス腱のストレッチ

階段などの段差を利用して、つま先をのせ、かかとは宙に浮かせます。

体重を後ろにかけながら、ゆっくりとかかとを下げます。

できるところまで下げたら、元に戻す運動を繰り返します。

これも1日最低2~3回やります。

イチローの言葉:「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」

先日引退したイチローの言葉に、

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

イチローの名言

というものがありますが実に感慨深いものです。

私のような普通の人には「とんでもないところへ行く」ことはないでしょうが、それでもちょっとそこまで行くためにも小さいことを積み重ねることが必要なのは言うまでもありません。

重要なのは頭でわかっていても実際に動いていないという事実なのです。

女優の米倉涼子さんも毎日ストレッチをやっているというTV番組を見たことがありますが、偉大な結果を残した人でさえも毎日地道に努力しているのに、結果を残していない人間が努力していないというのは、生きてるだけでもおこがましい次第です。

まとめ:いざという時のために毎日の積み重ねが大切

足底腱膜炎を予防するための毎日のストレッチのように、他の何事でもリスクが感じられたら、予防措置を少しづつでも毎日続けていくことが大切だということを改めて認識させられました。

余談になりますが、試しに100均で売っている「耐震マット」(5cm x 5cm) (4個入り)をかかとに貼ってテープで固定したら、とても楽に歩けるようになりました。

最近の耐震マットは粘着性に優れているため、ずれる心配もなく、手洗いすればまた使えるところはありがたいですね。

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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