
ちょっと庭や敷地の手入れを怠ると、すぐ雑草が育つのにびっくりしませんか?
業者にお願いすると、結構な値段になります。
草刈りは刈るだけなら簡単ですが、その後刈った草を廃棄するところまでやるとなると、結構人手がかかるんです。
ちょっとした範囲であれば、刈払機を購入して自分でやってみるのも良いのではないでしょうか?
はじめて自分で刈払機を使う場合は、十分注意しないと予期せぬ事故が起こりますので慎重にやるように計画してください。
今回初めてエンジン式の刈払機で草刈りをやってみたので、その経験に基づいて「刈払機による草刈りのおすすめのコツ」をまとめておきたいと思います。
方法がわかれば、業者に頼まなくてもDIY(Do It Yourself)で草刈りができるようになりますので、安く敷地を手入れすることができますね。
草刈りに必要な道具
ここでは家庭の庭ではなく、ちょっと広めな敷地を前提とします。
普通の家庭の庭であれば、鎌や園芸用のハサミだけでも十分な場合があるからでです。
またちょっと広めの庭で芝生を刈るぐらいでしたら、電動草刈り機とナイロンコードでも十分です。
今回ナイロンコードの歯も購入してみたのですが、腰までくる雑草がたくさん生えている状態では、ナイロンコードはあまり役に立ちませんでした。
また充電式の草刈り機は可動時間が通常30分ぐらいですので、刈る範囲が狭い場合にのみ有効です。
少し広めの敷地を整備するのであれば、エンジン式の刈払機をおすすめします。
エンジン式にも総排気量によって、20cc~30ccなどパワーの違いがありますが、初心者が初めて使うような場合は20ccで十分です。
腰ぐらいまでの密集した雑草の場合、20ccあれば十分刈り取ることができました。
- エンジン式刈払機
- 燃料(ガソリンと2サイクルエンジンオイルの混合燃料)
- ゴーグル
- 長袖の作業着
- 長靴
- 草刈りエプロン
- オウル(大きな熊手)
- 手袋
- 刈った草を入れるゴミ袋
刈払機による草刈りのコツ
腰の高さまである雑草が生い茂る場所の草刈りには、ナイロンコードよりも金属製のチップソーと呼ばれる円形の歯を浸かったほうがよく切れます。
ナイロンコードは背の低い草を広範囲に刈るときには効率が良いです。
今回は背の高い雑草が生い茂っていたため、金属製チップソーにしました。
実際エンジンをかけてみると、チップソーは反時計回りに回転し、歯も回転の方向についています。
このため、草を刈る方向は右から左への一方向となります。
実際にやってみるとわかりますが、円形のチップソーは、少しだけ左を下にして傾けながら、右から左へと履くようにカットするとうまくいきます。
このようにすると、刈った草は進行方向の左側にあつめることになります。
チップソーはある程度の回転数を保って切っていきます。
丈の長い草を刈るときに回転数がないと、すぐに円盤の中心に草がからまって巻き付いてしまうからです。
特に重要な点は、一度に根元から切ろうとしないことです。
背の高い草が生い茂っていると下に何かがあっても見えないからです。
空き缶や空き瓶、大きな石、木の切り株などがあると衝撃でチップソーが跳ね返されたり、周りに破片が飛び散ったりしてたいへん危険です。
小石でさえも凶器になってしまいますので、地面にあるものが確認できるようになるまで、2、3回に分けて、少しずつ刈って行ったほうが安全です。
近くに車がある時などは、小石が跳ねても傷になりますので、車を移動してから刈るのが基本です。
- 草を刈るときは、右から左への一方向で刈る
- 歯を少し左に傾けて扱うとうまく刈りやすくなる
- 背の高い草を切る時は、地面の障害物が見えるまで何回かに分けて刈る
- 歯の振幅を大きくしない(1m~1.5mの振幅が適切)
- 周りに車などがないようにする
- 常に障害物の有無に注意する
- 飛翔物で怪我をしないように十分装備して安全を確保する
まとめ:十分に安全を確保して草刈りをおこないましょう
安全を確保すれば、初心者でも安いコストで草刈りをすることができます。
雑草の伸びるのは思っているより早いですから、こまめに刈ることで地面の障害物の有無がわかり、さらに安全に行うことができます。
手入れの行き届いた敷地は、見ていて気持ちが良いものです。
草を刈りながら、ストレスの解消効果もあるような気がします。
最大限安全を確保して、たまには草刈りでストレス解消といきませんか?
コメント