【子育て】4人育てた今だから言える~子育てのとき一番大切だったたった2つのこと

sathyatripodiによるPixabayからの画像

幼稚園児ぐらいの我が子をどのように叱ったら良いか、迷ったことはありませんか?

長男が幼稚園児の頃からは、かれこれ20年近くになりますが、私たち夫婦も当時はおおいに迷ったものです。

なにせ生まれて初めての子育てだったものですから。。。

ある情報によると子供はしっかりと叱らないといけないというし、別の情報では叱らずに自由にさせることが子供の自立性を高めるために有効だと述べられていたりしたからです。

それから時を経て、立て続けに4人の子育てをすることになりました。

今になって言えることは、誰でも同じでしょうが、子どもたちというのは限りなくポテンシャルが高く、しっかりと向き合えばそれなりに自分たちで育ってくれるということです。

たかたん
たかたん

でも「しっかりと向き合う」って、具体的にはどうするの?

当時の私たちが抱いた疑問ですが、4人育てた今となって回想してみると、「こうしたから良かったんだ!」ということがいくつか挙げられます。

ここではその中で、夫婦それぞれが一番大事だと思ったことを記しておきます。

それらは以下のことでした。

子育てのとき一番大切だったと今だから思う2つのこと
  • 子供を叱る時には必ず逃げ場をつくること(たかたんおやじ)
  • 諭すことろをサボらない。しっかりと労力をかけること(おくさま)

しっかりと向き合う方法はたくさんあるのでしょうが、この2つの戦術は実証済みですので子育てに組み込んでも大丈夫です。

目次

子供を叱ることについて ~ ある日のたかたん夫婦の会話

たかたん
たかたん

うちの子が小さかった頃を思い返してみて、子供を叱る時に一番大事なことをひとつだけあげるとすると何だったと思う?

おくさま
おくさま
 
 

あなたはどうなの?

たかたん
たかたん

僕がひとつだけあげるとすると、我々のどちらかが叱っている時は、もう一方が諭す方に回ったことさ。子供を追い込まずに逃げ場を作る戦術だったよね。

おくさま
おくさま

そうね。それは正解だったと思うわ。叱っている内容を聞いていると、こっちも同じことを言いたくなるんだけど、そこはぐっと我慢して守りながら諭したわ。

たかたん
たかたん

君が叱っている時は、僕がかばうふりをして言い聞かせてた。

たかたん
たかたん

実は心の中では、同じように叱りたかったんだけどね。本当にイライラしてくるし。。。でもこの感情が抑えられないと、「叱る」から「怒る」になっちゃうよね。

おくさま
おくさま

そう。感情にまかせて怒るのが一番良くないわ。

たかたん
たかたん

で、君は何が一番大切だったと思うの?

おくさま
おくさま

そうね。しつけにどれだけ労力をかけるかが大事だったと思う。

おくさま
おくさま

なぜ叱られたか、をその子が理解するまで徹底的に諭すこと。

おくさま
おくさま

疲れるんだけどね。。。繰り返すのよ。徹底的に。

おくさま
おくさま

諭すところをサボらないことが大事!

たかたん
たかたん

なるほどね。だから子供たちは、今になってもなんでも君に相談してくるんだよなぁ。

ちなみに「おくさま」のアイコンは、実際の年齢とかなり乖離してますが、回想モードということでご容赦ください。(今後もこれ使います。。。)

子供を叱る時は、必ず逃げ場をつくる

長男が幼稚園ぐらいのころとなると、かれこれ20年ほど前になります。

長男7歳、次男5歳、長女3歳ですから、ほんとにやんちゃ盛りのころです。

昼間にもしっかりと遊んでいるのに、さらに夜は夜で3人で大騒ぎしていましたね。

当時は団地の最上階に住んでいました。

今のマンションはクッションフロアになっているようですが、当時の団地はただの木の板というフローリングでした。

最初は笑って軽く叱っていましたが、子どもたちのはしゃぎ方がエスカレートしてくると、物は投げるし、挙句の果てにひとりづつソファから飛び降りる遊びをするようになります。

階下の老夫婦がたいへん迷惑していると思うと気がきではありませんでした。

とうとう母親がブチ切れた時には、私が子どもたち全員をお風呂に誘って、お湯に浸かりながらなぜお母さんがこんなに怒っているのか、こんこんと説き伏せていました。

そして夫婦で常に役割を変えながら、同時に同じ内容で叱ることのないように気をつけていました。

さすがにかわいそうなので、その週末にはホームセンターでお風呂用スポンジマットをたくさん買ってきて、絨毯とフローリングの間に一面に敷き詰めましたね。

諭すところをサボらない。しっかりと労力をかけること

これ本当に疲れるんです。

何度も何度も同じことを繰り返し諭さなければいけないから。

きっと話しをしてて、自分がイライラするのを抑えるのが疲れる原因なのでしょうね。

でもここで手を抜くのが一番もったいないと思っていました。

子どもたちが、なぜ叱られたかをしっかりと理解するまでずっと言い続けるようにしていました。

今思えば、小学校低学年まではこの方法を徹底するのが良いのではないかと思います。

なぜなら小学校も高学年になると、だんだんと自我が芽生えてきて第二次反抗期に近づいてきますから、モードを少しずつ変えていかないといけないのです。

まとめ:子供の叱り方に迷ったら。逃げ場をつくって諭す労力を惜しまないこと

  • 子供を叱る時には必ず逃げ場をつくること
  • 諭すところをサボらない。しっかりと労力をかけること

これらを徹底していれば、必然的に子供たちとの会話の時間が増えて良い効果が生まれてくると思います。

逆説的に言うと、感情的に怒ってその後放ったらかし、自分の気持ちが落ち着いたら何事もなかったように子供に接するやり方は私の経験上は最も好ましくない方法です。

私が子供の立場であれば、怒られているその瞬間だけ我慢すれば、後は問題ないという変な知恵がつくと思うから。

子育てこそ労力を惜しまなければ、その分あとできっと返ってきますよ!

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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