【渋野日向子さんに学ぶ】つらい時や悲しい時は、笑顔の人に近づこう

つらいと感じる時や悲しいと感じる時は、人生の中でよくありますよね。

こんな時はひとりで考え込まず、笑顔のある人にあえて近づくのが立ち直る近道です。

これは人間の脳の中には、他人の行動を見て、まるで自分自身が同じ行動をとっているかのように、「鏡のような反応」をする 「ミラー・ニューロン」と呼ばれる神経細胞が存在するからです。

つらい時や悲しい時に、笑顔のある人にあえて近づくと、「ミラー・ニューロン」の働きによって、まるで自分が笑っているかのような感覚を憶えることや、実際に笑顔になってしまうことさえあります。

この記事では、つらいや悲しいなどの負の感情から早く抜け出すために、必要な考え方と行動の仕方をまとめます。

つらい時や悲しい時は、笑顔の人にあえて近づいて、その笑顔のエネルギーをトリガーとしたうえで、その笑顔の裏に隠された壮大な努力を感じ取ることができれば、あなたも負の感情から早く抜け出すことができるのです。

目次

笑顔のアドバンテージ

非常に苦しい戦いであるはずの、全英AIG女子オープンで優勝した渋野日向子さんの笑顔は、心からの嬉しさや楽しさを表現する純粋なものでした。

笑顔は人間の感情表現の中で最も強力なものです。

人間の脳は楽しそうな顔を好むようにできており、不快な顔よりも、むしろ楽しそうな顔のほうを先に認識します。

これは、笑顔のアドバンテージとして知られている現象です。

この笑顔のアドバンテージにミラー・ニューロンが働いた時、強い共感が生まれます。

全英AIG女子オープンの現地のギャラリーはもとより、テレビ中継を通してみている視聴者での中にも、苦しさをこらえて戦いつつも、心から楽しんでいるような渋野日向子さんの笑顔をみて、あたかも自分がそのような状態にあるような感覚を憶えた人は多かったでしょう。

笑顔の裏にある努力を感じ取れるか

前述の渋野日向子さんのインタビューや試合中のクローズアップ画面では、笑顔が強調されていますが、その裏では何倍もの苦しい表情や、自己嫌悪を含む怒りの表情があったことは、想像に難くありません。

さもないと、全英AIGオープンでの優勝など果たせるものではありませんよね。

そこに存在する彼女の壮大な努力を感じ取れた時に初めて、「自分ももう少しがんばってみよう」という感覚を感じられるようになります。

俗に言う「勇気づけられる」、「元気づけられる」という感覚はこの強い共感によって生まれるものなのです。

ゴルフに限らず、スポーツの世界が人を引きつけるのは、限られた短い試合時間の中に、人生の艱難辛苦が凝縮されたような極限状態があり、そこから抜け出した勝者の喜びが見るものの共感を生みやすいからでしょう。

まとめ:つらい時や悲しい時には

人は生まれながらに、「ミラー・ニューロン」のように社会の中で生きるための仕組みを持っています。

それをうまく活用することが、生きる知恵だと思います。

つらい時や悲しい時には
  • あえて笑顔の人に近づいて、その笑顔のエネルギーをトリガーとする
  • その人の笑顔の裏にある壮大な努力を感じ取る
  • そこに共感を憶えることによって、次の自分の行動へのエネルギーとする

つらい時や悲しい時は、あえて笑顔の人に近づいてみましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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