いやぁ、驚きました。「こんなことってあるんですね。」という状況でした。
免許を取得してから35年ぐらい経つんですが、今さっき人生で2回目の事故を起こしてしまいました。
テニスの開始時間に間に合うように、駐車スペースを探していた時のことです。袋小路になっている駐車場の一番奥が一台だけ空いていたんです。
そしてその駐車スペースに入ろうとしたら、かなり余裕がない状態だったので、一度バックしなくてはと思いバックしました。
その時後ろの駐車スペースから一台の車が出てきたのです。私の車の運転席後方が相手の方の運転席にまともにぶつかりました。
相手の方もたいへん驚いたとみえて、はじめの一言が「こんなことってあるんですね」というものでした。
よく聞いてみたら、私が自分の前を通り過ぎて止まったので、早く駐車スペースを開けてあげようと思ってすぐ発進したとのことでした。
幸い車同士の接触事故で済んだのですが、事故処理の状況をまとめていくことで、事故を起こした時に何をしなければいけないか、また「備えあれば憂い無し」ということわざあるように、何をしておかなければいけないかをここに記録しておくことにします。
交通事故を起こした直後に、まずやるべきこと
一時的に頭が真っ白になります。「えっ」と思っただけで、一瞬何が起こったのか、何をすべきかわからなくなるんです。
この時思ったのが、とにかくまずは相手の方が大丈夫か確認することだということでした。
「お体大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
後から思い返してみれば、このやりとりでお互いの緊張がほぐれました。
もとより駐車スペースでの接触だっただけに、お互いそんな速度を出していませんでしたので、大丈夫だろうという想定ができていましたが、それでも、体調を確認するだけでその後の対応がたいへんスムーズになりました。
さらに思い返してみると、この経緯で「人身事故」にならず、「物損事故」となることになったのだと思います。
どのような事故であったとしても、自分が大丈夫であれば、まずは相手の体調を確認してみることが大切だと思います。
むろん大事故の場合は人命救助が第一優先なのは言うまでもありません。
お互い無事の確認が終わったら、相手の方と連絡先を交換し、運転免許証、事故現場の写真を携帯電話で撮影しておくことが大切です。
事故処理としてやるべきこと
次に考えたのは、警察と自動車保険の保険会社に電話しなくてはということでした。
瞬間的に警察への連絡は110番で良いのか、もよりの警察署かということで迷いましたが、このような場合は、軽微な事故であっても110番でかまいません。
この時は、先に保険会社の事故連絡先に電話しました。ひととおり状況を説明した上で、「すぐ警察に連絡し、折返し電話するので待機してください。」との指示がありました。
事故の後動揺している時は、保険会社の担当者の冷静沈着な対応が気持ちを落ち着かせる上では非常にありがたいと思いました。
警察が到着すると、現場を検分して交通事故証明書を作成してくれます。この時に、
- 運転免許証
- 自賠責保険証明書
- 車検証
の3つの書類の提示を求められます。
交通事故証明書の作成が終わったら、事故現場の清掃を行ってから移動することができます。警察官には、保険会社への連絡とお互いの連絡先の交換が求められました。
交通事故を起こした時のための日ごろの準備
任意保険に加入している場合は、すぐ連絡できるよう保険会社の連絡先を必ず車の中に常備しておきます。
今は保険会社によって、便利な携帯アプリがありますので、それを使って事故の連絡をすることができるのですが、事前にその携帯アプリに車輌情報や保険証券の番号など必要な情報を登録しておかないといざというときに役に立ちません。
また、運転免許証はあたりまえに携帯しているので、自賠責保険証明書と車検証は必ず車の中に保管してすぐに取り出せるようにしておきます。
まとめ
交通事故は、思ってもない時に起きてしまいますので、日頃から必要な書類、情報は車の中に準備しておくのが大切です。
もし気が動転しているようであれば、保険会社に連絡して担当者と話をすることにより、冷静さを取り戻し、必要な指示を仰ぐというのが有効な手段です。
ただし、もっとも大切なことは、運転している時は、どんなときでも焦らない、急がないってことですね。
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