幸福な家庭をつくるためのたった1つの方法

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

1日中会社で仕事に精をだしていると、夕方近くなって

「早く家に帰りたいなぁ。」

「家でゆっくりくつろぎたい。」

なんて思いませんか?それが普通ですよね。

しかしながら夫婦関係、親子関係など家庭内がギクシャクしている時は、「ちょっと寄り道して帰るか。。。」となってしまいますね。

ちょっとしたギクシャクであれば時が解決してくれますが、ふと気づいたときには根深いものになっている場合も考えられます。

人生の中で家族というものは、時間的にも空間的にもお互いに共有する部分がたいへん大きいです。

これから家庭を築こうとする人たちは、家庭という環境はたいへん居心地良く過ごしやすいものになる反面、時として非常に根深く居心地の悪いものになりうる「諸刃の剣」であるということを充分に認識しておく必要があります。

家庭環境とは一朝一夕でできあがるものではありません。

長い年月をともに過ごしながら少しずつ形作られていくものですから、一度レールからはずれると元に戻すことが困難であることは想像に難くないのです。

私の場合には妻とともに、結婚してからこれまで30年をかけて自分たちなりに家庭環境を築いてきました。

それが正しいと言うのは実におこがましいことですが、シンプルに突き詰めると唯一たったひとつの原則を貫いてきただけです。

自己満足のできる家庭環境構築の礎は「家族は各自それぞれ平等である」という大原則でした。

ただし、これは何も特別なことをしたわけではありません。

ほんとうに普通のことをそれぞれが平等になるよう努めてきただけのことです。

これから家庭を築いていく方に、ひとつの経験則として知ってもらいたいためにこのブログに綴ってみました。

目次

幸福な家庭が豊かな人生の源になる

最も時を長く共有する人との人間関係の深さが、人生の豊かさを決定づける上で一番重要な要素であることは、ハーバード大学の研究者チームによって科学的にも証明されています。

さらにその研究成果によると、孤独を感じている人は肉体的な健康が早くに衰え、短命である傾向が強いということも実証されました。

居心地良く過ごしやすい家庭環境は、必ず豊かな人生の源になります。

認められてこそ人は幸せを感じる

家庭内に限らず社会人として活躍している人は、他の人から認められるということがどれだけうれしいかを身に染みてわかっていますよね。

子供だとて同じです。

少しでも認められたと感じる時は、「うれしい」と思っています。

それぞれの子供の個によって異なりますが、残念ながら、たいてい小学校低学年までは親として認められないことをよくしでかします。

このような場合は必ず叱りつけますが、私たちの場合は妻と事前に約束をしておいて、先に片親が叱っている場合には、もう一方は静かに受け入れて諭すという方法を繰り返してみました。

当然その時々で役割を交換します。

要するに叱られている子供に対して「逃げ場」をつくることを意図し、決して両親ともに同時に同じ内容で叱らないという戦略でした。

これを繰り返すことによって、子供ながらに認められることが「うれしい」と感じられるようになっていったように思います。

余談になりますが、子供が小学校高学年から中学入学時ぐらいにおける、いわゆる思春期の段階に達すると、自分が認められているか、愛されているかを確認する質問をしてきます。

親はこのチャンスを逃さず、精一杯全力で認めてあげて欲しいものです。

我が家の平等と感じさせる具体的な方法

前述したとおりまったく特別なものではなく至極普通のことですが、我が家で各自が平等と感じさせる具体的な方法を列挙します。

  • 連絡は家族用LINEグループを多用する
  • 旅行に行くときは、必ず全員のスケジュールが合うところを見つける
  • 旅行先、またそこでの行動は家族全員で協議して決める
  • 誕生日などお祝いの日のケーキは、必ずじゃんけんで勝った人から好きなものを取る
  • 家族全員でボードゲームをする
  • おかずは最初に等分して、そこから調整する
  • 家事の役割を分担する
  • 門限を設けない(帰宅時間の目安はアドバイスする)
  • 外食はなるべく全員でいく

まとめ:「家族は各自平等である大原則」こそが唯一の方法だった

常にお互いにそれぞれの家族を平等に扱うことだけを基準に行動することが、居心地良く過ごしやすい家庭環境をつくるシンプルで唯一の方法でした。

これから家庭環境を築いていく人には、あらためて独自の信念を貫いてもらいたいものです。

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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