【毎日を楽しく!】ラポールを築ける仲間を増やそう

お金もなんとかそこそこあって生きていける、社会的地位もそれなりにある、なんとか自立している、そう思っても、なんとなく満たされない日々を送っていると思うことはありませんか?

人として毎日を楽しく生きるコツは、お金でも地位でも名誉でもない、ラポールを築ける仲間の存在ではないかと思います。

なぜなら、2人の人の間にある相互信頼の関係となるラポールは、たいへん気持ちの良いものだからです。

心が通い合った満足感が得られ、相手の優しさ、理解、誠実さが感じられて、親しい気持ちになれるからです。

現実問題として、すべての人とラポールが築けるかというと、そんなことはまずありえません。

多ければ多いにこしたことはありませんが、少なくともひとりでもラポールを築ける仲間がいること、これが重要なことなのです。

一度ラポールが構築されれば、お互いに対する好意的な感情が生まれることによって、どれほど短時間の経験でも、きづなを深めていくことができます。

この記事では、ひとりでもラポールを築くべき対象がいれば、それを成し遂げるためのヒントについてまとめていきたいと思います。

ラポールを築いた仲間を増やすことによって、毎日を楽しく生きることができます。

目次

ラポールってなに?

ラポールとはなにか?

ブリタニカ国際大百科事典の解説を引用すると以下の定義となります。

2人の人の間にある相互信頼の関係。すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。

ブリタニカ国際大百科事典

ラポールはどのような人間関係においても必要とされる、意思疎通をはかるための土台といえるものです。

重要なことは、ラポールは人と人の間にしか生まれないものなのです。

ラポールを築くための3つの要素

ハーバード大学大学院のロバート・ローゼンタール教授によると、ラポールを築く要素として以下のものがあげられています。

ラポールを築く要素
  • お互いに対する心の傾注
  • 肯定的な感情の共有
  • 非言語的動作の同調性

これらの3要素がそろった時、ラポールが生まれるそうです。

お互いに対する心の傾注

お互いに対する心の傾注は、第1番目の重要な要素です。

2人の人間が互いに相手の言動にきちんと注意を向ける時、そこにはお互いに対する関心が生まれ、2人の集中力がひとつになって、感情を共有しやすくなります。

この端的な行動例は、お互いに目を合わせて会話するものです。

きちんと注意を向ける時は、全身全霊をもって対応しようとしますから、必然的に視線をあわせるようになりますよね。

心の傾注とは、相手を認める存在承認と同じです。

肯定的な感情の共有

肯定的な感情を共有するためのひとつの手段は、「聞く」ではなく、「聴く」ことです。

言葉と声の調子やちょっとした表情やしぐさをも感じ取り、相手のペースに合わせて、話しやすい雰囲気をつくることが非常に重要です。

先入観や勝手な解釈をしないように注意しながら聴くようにします。

また、話す速度や、声のトーン、しぐさを合わせてみるようにしてみます。

このように、肯定的な感情の共有は、言葉ではない非言語的要素が大きく影響してきます。

非言語的動作の同調性

最後の要素として重要なのが、同調性です。

同調性は、会話のペースやタイミング、あるいは身体の動きなどを相手に合わせることによって、最も強く起こります。

聴いたり、質問したりしながら、できるだけ相手の気持ちに寄り添うようにペースをあわせていくことが重要です。

時にはペースを合わせるために、沈黙が有効な場合もあります。

ラポールを築く仲間を得るためのヒント

人間は互いに関わりあって生きていくものですから、ラポールを築く仲間を増やせば、生きることが楽しくなってきます。

前述したとおり、すべての関わりある人とラポールを築くことはほぼ不可能ですが、この人とならうまくやっていけそうと思う人に対しては、積極的にラポールを築く努力をすることが重要です。

ラポールを築く3つの要素である、

  • お互いに対する心の傾注
  • 肯定的な感情の共有
  • 非言語的動作の同調性

を満たすためには、

ラポールを築くヒント
  • 相手を認める
  • 「聞く」ではなく「聴く」
  • 相手のペースに合わせた「相手のための質問」をする

というような努力をすることによって、ラポールを築いていきましょう。

ラポールを築いた仲間を増やすと、毎日を楽しくなるのは間違いありません。

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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