夫婦喧嘩のあと、早く仲直りするたった1つの方法

夫婦喧嘩ってほんとによく起こりますよね。しかも原因がほんの些細なことだったりすることが多いです。

子どもの教育のこと、仕事のこと、部屋の中の家具の配置のこと。。。

でも、このようなことで言い合いになったとしても、これは実は議論であって、まったく喧嘩ではありません。

本当の夫婦喧嘩は、極めて些細なことがきっかけとなり、日頃の不満が積もっているときの、理屈ではない感情的な高ぶりなんです。

このため、本人がまったく結果を予期ししていない言葉や態度が口火になる場合もあります。

恋人同士としてもまったく同じことです。やはり価値観の違うもの同士が触れ合う時間が多ければ多いほど喧嘩する確率は高くなるのが人の常でしょう。

つまらないことでイライラするのは本当に不愉快だと思っても、どちらもお互いのプライドが邪魔をして、なかなか素直に謝ることができません。

こんな時、できるだけ早く仲直りするにはどうしておいたら良いのでしょうか?

それは「一晩寝たら、まずいったん忘れよう」という大原則でした。

目次

夫婦喧嘩における議論と喧嘩の違い

夫婦喧嘩が起こる場面は、ほんとうに千差万別です。その対処の仕方も実際のところは、様々な方法になるかと思います。

はたから見ると、同じように言い合いをしている夫婦げんかも、実は2つに大別されます。

そのひとつが議論して言い合っている場合、そしてもうひとつは喧嘩して言い合っている場合です。

根本的に議論と喧嘩は大きく異なります。

議論とは、お互いの中に何らかの事実が積み重ねられ、それが共通理解として認識されたうえで、さらに理解を深めようとして認識のギャップを埋める努力をしていることです。

しかしながら、喧嘩の場合は共通理解がまったくなく、価値観や意識のずれがそのまま表面に現れた状態であることが多いと思います。

したがって重なり合う共通理解の部分がありません。さらに常日頃から積み重ねられたずれは、瞬間的に埋めようとしてもとても埋まるものではありません。

とりあえずの特効薬は何か?

私の場合には、結婚当初からあるひとつのルールを守ることをお互いに約束していました。

それは「今後どんなに喧嘩しても、一晩寝たらまずいったん忘れよう」というものです。

これをお互いに気分の良いときに幾度となく確認しあっていました。

よく喧嘩になってイライラしたときなどは、それ以上続けないように部屋に閉じこもったり、散歩に出たりして気分転換したあと、そのまま寝るようにしていました。

そして翌朝目覚めたときには、どちらからからともなく普段とまったく同じように「おはよう」とひとこと言って、そのまま普段どおりの会話を続けたのでした。

この最初のあいさつが、心のモヤモヤを一時的に吹き払い、いったん忘れたぞと宣言するスイッチとなっています。

そして普段の会話を続けることによって、徐々に喧嘩ではなく議論するための土俵ができあがってくることになっていました。

この段階では感情的な気持ちの高ぶりがなくなり、いったん忘れるという共通理解が生まれますので、認識のギャップを埋める段階にスムーズに入っていくことができます。

このような取り決めは、恋人同士が付き合いはじめた頃や、いっしょに住む前などの、いっしょにいる時間が多くなる前にお互い話し合って決めておくことをおすすめします。

でも真の原因は取り除かれていない。そのままにしないこと。

いったん忘れて、普段どおりの会話がができたとしても、それは決して喧嘩の原因が取り除かれたわけではありません。

ここから初めてお互いの認識のずれを修正するための議論に入る必要があります。

この過程をないがしろにすると、双方もしくはどちらかが不満を蓄積することになり、心のモヤモヤがずっと晴れずに残ってしまいます。

そして、ある時些細なことで、再び喧嘩が勃発することになります。

真の原因を取り除くためには、お互いが努力し、よく議論して上で、少しづつでも理解し合うことが必要で、決してそのまま何事もなかったことにすべきではありません。

経験則から導くたったひとつの方法

たったひとつでも、相手が自分より優れているところを常に心の中で確認し、その気持を維持していくことがとても重要だと思います。

相手が自分より優れていると思えるところを認め、尊敬できると思えれば、プライドが邪魔をすることがなくなり、素直にあやまることができたり、理解を深める議論をする土俵にあがることができるようになります。

私の場合は、妻が私の百倍ぐらい細かいところによく気づくことと、気づいたらすかさずやる(やらせる?)ところです。

これらは、ほんとうに尊敬できるところです。仮にまたやらせられた。。。と思っても、感心できるのです。

まとめ:一晩寝たらいったん忘れよう

ガミガミ言い合うよりも、建設的な議論をするほうが、よっぽど時間の有効活用なのはよくわかっているのですが、やはり夫婦げんかってよく起こるんですよね。

でも長くても一晩経てばもとに戻るって思えれば、お互い気が楽じゃないでしょうか。

普段からよく話し合ってお互いのルールを決め、相手の良いところをお互いに心にとどめておくことが得策です。

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この記事を書いた人

こんにちは。たかたんです。
ふと気づけば、この世に生をうけてから半世紀以上がたちました。
ほんものの「おやじ」ですね。
次の世代がより豊かな人生を送ることを願ってブログを綴っています。

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