桜の散る季節を過ぎると、適度な湿り気を含むやわらかなそよ風が肌に心地よくなってきます。
ふとベランダにでた時、風がさわやかに感じたらベランピングの最適な季節です。
「べランピング」とは自然を感じるキャンピングをベランダで手軽に楽しむことを意味する造語です。
日常からかけ離れた空間をベランダに求めるのは、非常にリーズナブルな発想だと言えますね。
私の場合お気に入りのキャンプ用の椅子と小さなテーブルがあれば、それがベランピングの始まりです。
これからの季節、早朝、日中、夜とまた違った趣がありますので、ベランダで外の風を受けながら静かに心を整えましょう。
ベランピングは静かに瞑想にふける贅沢な時間
ベランピングは手軽に自分を日常から解き放つにはもってこいの方法です。
朝一杯のコーヒーや、午後のティータイム、また夜はアペタイザーとともにワインを傾けならがベランピングを楽しむと心の安らぎが得られる感覚に浸ることができるのです。
瞑想が得意な人は、その時間で自分を客観的に見つめ直してストレスを開放したり、新たなチャレンジへ向けてのエネルギーを蓄えるための贅沢な時間とすることができます。
禅は「無の境地を尊ぶ」と言われますが、私のような凡人には特に「無」になる必要はありません。
今までに起こった出来事を客観的に見つめ直す時間があるだけで十分贅沢に思えます。
街の喧騒の中にも自然の音が溢れている
街の中にいても早朝のベランピングでは、小鳥のさえずりが良く聞こえます。
ときおり通り過ぎる車の走行音さえもまったく気になりません。
日中遠くから聞こえる選挙演説の声でさえも自然の音として認識できてしまいます。
集中して聴いてみれば、私たちが暮らす生活環境の中でさえも自然の音は溢れていることを感じることができるようになります。
ちょっとしたカフェ気分で心を整えてみる
ベランピングで読書をするのは最高です。
朝は清々しく、夕方は一日の疲れを癒やしながら、知的好奇心を満たしてくれます。
一杯のコーヒーやティーがあれば、ゆったりとくつろいだ気分で過ごすことができます。
瞑想に浸るのも良いですね。
心を整える自分だけの、または家族だけの小さな空間を演出することが重要です。
まとめ:マナーをわきまえて静かな時を楽しむ
ベランピングは静かに楽しむのが鉄則です。
ワイワイしたいならキャンプ場や公園に行けば良いわけで、ベランダでは静かな時を楽しみましょう。
マンションのような集合住宅の場合、ベランダは避難経路になっていますので、常に椅子やテーブルを置いておくことはできません。
すぐに部屋の中に片付けられるように、必要最小限の道具を使うようにすれば良いことです。
マナーをわきまえて、優雅な時を満喫しましょう。
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